当たり前のことを当たり前におこなう。
どこに意識を向けるか、で
子どもへの声かけが変わってきます。
子どもの良さだけを見るトレーニングを
おこなうことで、
お母さんも子どももとても気持ちが楽になるのです。
○朝、自分から起きてきたことを褒める
○兄弟喧嘩していない状況を褒める
○ご飯を残さず食べたことを喜ぶ
「そんなの当たり前!!」と思う人もいるかもしれませんね。
当たり前のことが当たり前にできるのは、
とても大事なことです。
「当たり前のことを当たり前に行うことの
素晴らしさ」を
子どもに感じさせていくことで、
子どものがんばる力がアップします。
私は人に役立つ存在だ と
自分でわかるようになるのです。
「お母さんは料理つくるのが当たり前!」
と言われるよりも
「お母さんは料理をいつも作ってくれてうれしい!」
と言われる方がうれしいですよね。
できることに目を向けていくことも
トレーニングで上手くなります。
今日から1つずつ、
子どものいいところを探し、
言葉で伝える(←これが大事)、
ことをオススメします。
叱りたくなる理由。その答え。
アサーション講座にテレビ取材が入りました。
今日は親子8組の参加です。
「自分も相手も大事にできる
アサーショントレーニング」は、
私の人生の目標でもあります。
そんなアサーショントレーニングに、
賛同してもらえるということは
とってもうれしい。
そして来ているみなさんに共通するのが
「子どもへの接し方で悩んでいる」
ということ。
「子どものことで悩み、行動に起こす
(=この場合は講座まで足を運ぶ)」
という気持ちだけで
すでに花丸だと私は思ってます。
結局、
子どもの心に響くのは、
大人の心に響くときと同じ。
「あなたが大事だから○○を伝えたいんだ」
「あなたが大好きだから、○○と思うんだ」
「あなたを信じているから、こうしてほしい」
愛情をこめて、信頼をこめて、伝える。
ということが1番、心に響きます。
だって、私もそう言われたら、
うれしいですから。
頑張れる気がしますから。
心に響きますから。
私たちはなぜ叱るのか、
それは子どもに愛情があるからです。
放っておけないからです。
叱る前に、どうして伝えたいのかを
自分に聴いてみましょう。
答えは自分がもってますよ(^-^)
夏休みの宿題講座に通う件について
若い頃、先輩の先生が
「夏休みの宿題は親子の関係がよくわかる」
と言っていました。
当時はよくわからなかったのですが、
今はよくわかります。
夏休みの宿題をただただこなすのか、
夏休みの宿題を通して、何かを得るのか
目指すものによって、
親子関係が変わるのです。
「作文講座」「絵画講座」「自由研究」など、
他の人の手を借りて、
立派に仕上げることが簡単な今の世の中。
もちろん、人を頼ってはいけない
というわけではありません。
「わからないことはすぐ聴く!」というのは
鉄則です。
しかし、子ども自身が、
何を思っているのか、
今、どんな力をもっているのか、
これからどのように伸びていけそうか、
を把握できるのが、
夏休みの宿題です。
講座に通うとしても、
事前に子どもの力を把握しておく。
どのように変化したのかを確かめる。
そうすることで、
親は子どもの良さを発見することができる。
褒めることができる。
夏休みの宿題をやることを通して、
「なにかを得よう」
と思わないと、
ただのめんどくさい課題です。
宿題や作品を見れば、
親がどんなふうに関わってくれたか、
確かにわかります。
宿題を期限内に終わらせるのは当たり前。
宿題を通して、何を得たいのか、
ということを親自身が子どもと共に考えると、
子どもたちのやる気、力の伸びが
変わってきます。
脳は「○○」に反応して行動する!
先日の講座の感想をいただきました。
①「〜したらいいことがあるよ」の実践をしたい。
②外国に行った時と置き換えるのは目からウロコだった。
とのことでした。
今日はこのうちの
①「〜したらいいことがあるよ」
についてお話しします(^-^)
「パジャマに着替えたら、
読みたい絵本を探しておいで。」
「お野菜食べたら、お肉食べようね。」
「宿題終わったら、ゼリーが待ってるよ。」
「片付けが終わったら
一緒にお風呂に入ろうね。」
「しなければいけないこと+やりたいこと」
を付け加えることが、
やる気スイッチオンの秘訣なのです。
心理学でいうと、
人間の脳は「快楽」に反応して行動する
のです。
脳がやりたい!と思うと、
身体が動いてくれます(^-^)
人は意欲的に取り組むと、
上げる成果も高いものになります。
自分にも、子どもにも、
やる気スイッチオンの言葉かけをすると、
とっても楽になります*(^o^)/*
必ずニンジンを吊るしてください(^-^)
次回②もお話ししますね。
スモールステップ〜宿題編〜
高い壁を今すぐ登ろうと思っても、
なかなか難しいことですよね。
大人の私もそうです。
みんなのお父さんお母さんもそうでしょう。
その壁に、階段をつくっていくと、
高い壁でも登れる気がしませんか?
スモール・ステップ(=小さな踏み段)
のお話です。
例えば、
「宿題をすること」が高い壁だとしたら、
たくさんのスモールステップを
準備しましょう。
①ふでばこを出す。
②宿題のノートや本、プリントを出す。
③えんぴつを削る。
ここまでだったらできそうでしょ?
なんだ簡単じゃん。
と思うでしょ?
ここまで準備できることも
大きな価値があるのですよ。
簡単だと思ったあなた!すぐやってみてね!
楽しいことを見つけるのが上手な子ども
我が子は
「楽しいことを見つけるのが
上手な○○ちゃん」と先生に言われています。
生活の中に楽しみを見つける能力は
①どんな環境にも適応できる
②自分の思いをもつことができる
③脳に「毎日が楽しい」「私はうれしい」
という信号を送り続けることができる
ということにつながります。
どうやってそんな子どもを育てたのか。
いたって、簡単です。
眠る前に
「今日1番楽しかったことはなに?」
と聞くのです。
1日を回想し、いいことを見つけます。
いいことを見つけたことで、
気持ちよく眠ることができます。
睡眠に入る途中で、考えたことは、
潜在意識の中に書き込まれていきます。
つまり子どもの頭の中に
「楽しいことさがし」が
自然に書き込まれていくのです。
嫌なことを嫌と思わずに、
とりあえずやってみる。
そして楽しみを見つける。
コツコツ努力する子どもに育てたいならば、
この眠る前の声かけをぜひ毎日、
やってみてください!
アサーション講座、参加者の感想
アサーション講座、無事終わりました!
多くの参加者が
いつもの自分への気づきを深めることができた時間になったようです。
【参加者のご感想】
○今日も楽しかったです。
特に不満はないように言いましたが、
いつも意識して気をつけていることでした。
たまにできないこともありますので、
今日のように改めて文字にすると気が引き締まります。
伝えること、子どもでも理解すること、
大切ですよね。
ダメ!だけではなく、どうしてダメなのか伝えていきたいです。
家族だけでなく、周りの方達にもそうありたいと思いました。
○叱り方のコツを知れて良かったです。
子どもはもちろん、
自分の気持ちを上手に伝える方法を練習していきたいと思います。
ありがとうございました。
○子どもへの叱り方がとても勉強になりました。
外国にいるつもりになる というのが目からウロコでした。
旦那への対応の仕方も教えてもらったことを実践してみたいと思います。
○アサーションという言葉は初めて聞いたけど、
当てはまることがたくさんあって、
自分で我慢してること多いんだなぁと改めて感じました。
これからは何でも我慢せず、さわやかに話したいです。
夫や子どもに「〜したら良いことがあるよ!」という方法をぜひ実践していきたいです。
○グチをたくさん言えてストレスが軽減しました。
旦那に対しても今日聞いたアドバイスを参考にして実践してみます!
そしてよしえさんの声はやっぱりいい声!
聞くと元気になれます♡ありがとう〜(^-^)
温かい方ばかりの参加で、
とてもうれしかったです!
私がいつもパワーをもらっています!